大阪市北区長柄西
殺処分ゼロ活動を
応援する動物病院
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不妊去勢手術についてのご注意とお願い

当院では、不妊去勢手術を通して、適正な繁殖を推進し、「殺処分されるためにうまれてくる命」を減らすために、低料金での犬・猫の不妊去勢手術をおこなっております。
しかし、低料金=簡単な処置ではなく、あくまでも体にメスを入れる「手術」です。 どんなに獣医師が熟練していたとしても、体質によるアレルギー反応や、縫合部分の化膿を100%防止することは不可能です。
特に、TNR(お外の猫ちゃんの手術)では、縫合部分を舐めることで炎症がおこったりすることや、キズ口が開いてしまうこと、それによる化膿などのリスクが飼い猫よりも圧倒的に高くなります。
もともとから体に付着している細菌も多く、たとえ手術後保護したとしても、キズの適切な管理ができなければ、手術の縫合部分が化膿するリスクは高くなります。それは、縫合する方法を変えても、からだにキズをつけている以上、避けられないリスクで、キズの大きい小さいにも関係はありません。
また、飼い猫や飼い犬でもキズや正常な皮膚には常に細菌が存在しています。消毒薬を使用し一時的に細菌数が減ったとしても、すぐ細菌は繁殖し元の状態に戻ってしまいます。皮膚を無菌にすることは、ほぼできません。

また、犬や猫でも、血が止まりにくい、キズが治りにくい体質や病気があり、それが手術前の検査で分かることもあります。しかし、お外の猫には、手術前の検査を行わないことが多く、また、手術前検査を行ったとしてもすべてのことがわかるわけではありません。栄養失調もキズが治りにくい原因になります。
また、キズがジュクジュクしている場合でも、それは、化膿しているのではなく、キズを治そうとしている細胞の成分であることがあります。手術の縫合部分(キズ)では、あまり目立ったジュクジュクになることはありませんが、まれにスリキズの治りかけのようにジュクジュクが目立つ場合もあります。
人間でも、入院しているにもかかわらず、キズ口が開いてしまうこともありますし、化膿止めの抗生物質でアレルギーをおこしてしまうこともあります。

もちろん、ほとんどの場合は、なんの問題もないことの方が多いのですが、手術というのは、このように、いろいろなことが起こる可能性をはらんでいます。
手術後に猫ちゃんやワンちゃんの状態に異常や疑問を感じた方は、すぐに病院に相談してください。

一犬猫病院
事務長 大谷育子
(獣医師の監修により文章を作成しています)