TNR
Trap/Neuter/Return/
猫の殺処分数は、平成16年度は約23万9千頭、平成29年は約3万5千頭(環境省データより) 数は減っていっていますがボランティアさんの努力に頼っているのが実情です。
また、殺処分される猫の7割から8割が生まれて間もない子猫です。
お外で暮らすネコちゃんを不妊去勢手術ををして元の場所に戻し、
一代かぎりの命を見守っていく、それがTNR活動/地域猫活動です
●避妊去勢手術について
TNR手術(野良猫ちゃんの手術) ご予定の方は、必ず、事前にご予約をお願いいたします。
当日は、予約がいっぱいの場合、お受けできないことがあります。
捕獲できなかったときは、当日の朝にキャンセルしていただければ大丈夫です。
●手術前日のお預かりも承ります(手術前、後の1泊入院は無料)
●お外のネコちゃんは、麻酔をかけずに採血をすることができませんので、手術前血液検査はできません。ご了承くださいませ。麻酔をかけた後の一般血液検査やウィルス検査も承ります。受付時にお申し付けください。
(TNRは獣医師の手術前問診はありません)
これから保護をするネコちゃんの手術もおこなっております。
●わんちゃんを保護されている方へ
役所から譲渡を目的として犬を引き出し保護されている方、わんちゃんを拾って保護されている方には料金の割引がございます。
詳しくはお問い合わせください。(条件があります)
●送迎もおこなっています。詳しくはこちらから
TNR不妊去勢手術料金(税別)
メス 6,000円 オス4,000円
※ノミ取り薬が別途必要です
初回発情以前に不妊去勢手術をするといろいろな病気のリスクが軽減されます。
(メスのイヌは初回発情以前に不妊去勢手術をすると、乳腺腫瘍の確率がほぼ0%になるといわれています)
メスのネコは、交尾排卵型ですので、交尾しないと発情期間が長くなります。
そして、もっともよいと感じられることは「手術による精神的トラウマが大変少ない」ということです。新陳代謝もいいので、麻酔の醒めも比較的はやく、仔猫・子犬は、ケージの中でも無邪気に遊んでいることが多いのです。
それが、大きくなるにつれ、なれない病院環境でナーバスになり、退院後に下痢や食欲不振を起こす子もでてきます。
猫は生後3ヶ月くらいからの手術がのぞましいでしょう。(猫は体重1kgが目安)
*仔猫・子犬の手術前絶食は低血糖・脱水をふせぐため、生後2ヶ月で2時間、生後4ヶ月で4時間くらいで大丈夫です。
(参考文献:interzoo CLINIC NOTE)