TNR手術のてびき
TNRの手術は、手術当日の9:00~10:30 または、手術前日の10:30~12:30/16:00~18:30、の間にネコちゃんをお連れください(前日のお預かりは無料です)
手術前日の9:00~10:30の間は当日手術の方が優先となりますので、おまたせすることがあります。
12:30~16:00/18:30~19:30のお預かりはご相談ください。
※当院では、手術前日の預かりは無料です。猫ちゃんにとっては、つかまっていることはストレスですが、大雨がきそうなときなどは、捕まっている方がましかもしれません。また、捕獲のチャンスが1日増えます。
手術の予約があれば、前日預かりに予約は不要です。お電話でご連絡の上、お連れください(休診日をのぞく)
●預かった日に手術をさせていただく場合がございます。その場合は、当初の手術日の翌日まで無料でお預かりいたします。
※当院ではTNR手術後1泊(無料)を推奨しています。 手術後せめて1泊くらいは空調の効いた清潔な場所で傷を治してほしいからです。(床暖房スペースもあります)
また、出血が止まりにくいなどの場合に、翌日に様子をみて、必要な処置を行うことができます。
手術の後の夜は、獣医師の判断のもと、フードや水をあげています
ネコちゃんはなるべく捕獲器でお連れください
やむを得ずキャリーでお連れになる場合も大きい丈夫なものでお願いいたします
TNR手術の場合はソフトキャリー(布製のキャリー)は、適しません
搬送時の熱中症に注意してください
猫ちゃんを搬送する際は、ビニールや米袋などをかぶせないでください
夏の車のトランクや、トラックの荷台も注意が必要です
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日程と手術する外猫(野良猫さん)を決める
予約の電話をかける
毎月1日からその月の15日~末日、15日に翌月1日から-14日までの予約を承ります
外猫(野良猫さん)は捕まるかどうかわからないので、予定でかまいません。捕まらなかった場合は当日12時までにキャンセルのご連絡をお願いいたします。
猫ちゃんを捕獲をする
捕獲機をかけているときは目を離さないでください
捕まっている猫ちゃんが、虐待目的に連れ去られる危険があります。
猫ちゃんを当日朝10時30分までに病院につれていく
TNR入り口(ファミリーマート横)にお越しください
できるだけ捕獲機でお願いいたします。
お外の猫ちゃんは麻酔が覚めると触れないため、手術後もずっと、連れてこられたときに入っていた物の中ですごさなくてはいけません。
麻酔中は呼吸が苦しくても寝返りをうったりできないため、体が伸ばせる大きさがない、小さいキャリーなどでは危険です。また、キャリーでは、麻酔が覚めたあと、ペットシーツを変えるなどのお世話ができません。
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受付をする
ノミダニ薬(有料)を選んでください。ほかに手術時にワクチンその他希望があれば、受付時にお申し付けください。
(お外の猫ちゃんに爪切りはできません)
獣医師の手術前問診は、ありません
手術中はできれば病院からの電話を受けられるようにする
お外の猫ちゃんの健康状態を見た獣医師の判断により、手術を中止する場合がございます。
獣医師の判断で最低限の治療を行う場合があります(有料)
猫ちゃんを迎えに行く
当院では基本的に手術後は1泊をおすすめしています。
麻酔が覚めるまでの時間(麻酔の影響)は個体差がありますが、手術の傷もありますので、当日に連れて帰った場合も、せめて翌日まで様子をみてあげてください。
リリースする
(猫ちゃんを元いた場所に放す)
麻酔は覚めているように見えても、足元がふらついたりすることがありますので、様子をみてあげてください。
猫ちゃんは、解放されると逃げるためにすごい勢いで走り出すことが多いので、車などに注意してあげてください
初回発情以前に不妊去勢手術をするといろいろな病気のリスクが軽減されます。
(メスのイヌは初回発情以前に不妊去勢手術をすると、乳腺腫瘍の確率がほぼ0%になるといわれています)
メスのネコは、交尾排卵型ですので、交尾しないと発情期間が長くなります。
そして、もっともよいと感じられることは「手術による精神的トラウマが大変少ない」ということです。新陳代謝もいいので、麻酔の醒めも比較的はやく、仔猫・子犬は、ケージの中でも無邪気に遊んでいることが多いのです。
それが、大きくなるにつれ、なれない病院環境でナーバスになり、退院後に下痢や食欲不振を起こす子もでてきます。
猫は生後3ヶ月くらいからの手術がのぞましいでしょう。(猫は体重1kgが目安)
*仔猫・子犬の手術前絶食は低血糖・脱水をふせぐため、生後2ヶ月で2時間、生後4ヶ月で4時間くらいで大丈夫です。
(参考文献:interzoo CLINIC NOTE)