保護した猫ちゃんの不妊去勢手術のてびき
ネコちゃんを拾って、先に手術をしようかどうしようか迷っている方は、参考になさってください
不妊去勢Q&A
●どうしてワクチンを接種しないといけないの?
→病院にはいろいろな病気を持ったワンちゃん・ネコちゃんが診察をうけにやってきます。手術後に体力や免疫が低下した状態は、病気をもらいやすい状態になるため、ワクチン接種が必要なのです。
●発情中でも手術ができますか?
→イヌはできません。ネコは可能ですが、おすすめはできません。
●出産後まもなくでも手術はできますか?
→可能ですが、母乳がでなくなる可能性や育児放棄をする可能性があります。なにより、手術中は母ネコと赤ちゃんが離されることで赤ちゃんの体温低下の危険がありますので、おすすめできません
(出産後まもなくかどうかは、見た目ではわかりません)
保護ネコちゃんの手術は、隔離期間を終えワクチンを2回以上接種してからがおすすめですが、次のような場合は、TNR手術室で、隔離期間まえの猫ちゃんの手術をお受けいたします。(事前にご予約が必要です)
★オス/メスを1組以上拾ってしまった
★拾ったネコが妊娠している可能性がある
★家にすでにネコがおり、マーキングなどが不安
★病気などのリスクを考え、発情期前に手術がしたい
★その他事情がある場合
当院ではお互いのリスクを軽減するため、隔離期間(4週間)以上のネコちゃんと隔離期間内のネコちゃんで手術室をわけています
隔離期間が終わっていないのネコちゃんはTNR手術室での手術となります
できれば手術日より前に受診をおすすめいたします。
手術の手順に関しては、一犬猫病院の不妊去勢手術のてびき または TNR手術の手引きをごらんください
※2018年4月より当院での隔離期間規定を4週間に改定しました