一犬猫病院(いち)いぬねこびょういん

大阪市北区長柄西2丁目8−18メゾンエルミタージュ1F

土・日・祝日も診療をおこなっております。

一犬猫病院 事務長 大谷育子

(株式会社アルファルファ 代表取締役)

 

関西大学文学部 国文学科卒業 建材業の営業、写真のプロラボで看板デザインを経験後、難病を発症し退職。

闘病しながら事務請負をしているときに、大阪ねこの会の一斉手術に送迎ボランティアとして参加し、大阪に野良猫も野犬も、おうちの猫も犬も分け隔てなく診察する動物病院の必要性を感じ、2012年5月29日一犬猫病院開業

私が一犬猫病院を開業する際には、大阪の動物病院で表立ってTNRを行っている病院はありませんでした。東京では、かなりそういった愛護活動はかなり進んでいましたが、大阪の獣医師の先生方は、いろいろな理由でボランティアを表立って応援することを躊躇していました。

ボランティアさんは自転車に捕獲器を乗せて、こっそりと口コミで聞いた動物病院に不妊去勢手術に通っていました。

私は、病気をして大阪ねこの会にボランティア(正確に言うとボランティア支援)として関わるまで、野良猫の悲しい現実も、大阪に野犬がいることも知りませんでした。

そして、難病を患い、結婚もしていない私は、社会で何かできることを探していました。

私は、動物病院には詳しくないけれど、闘病する気持ち、病院(医師)に求めること、治療というのはどういうものなのか、などは理解できる自信がありました。

わたしは、考えました、おおっぴらにボランティアを応援する動物病院が、大阪で成り立つことがわかれば、他の病院さんも安心してボランティアさんを応援できるんじゃないか、と。

 

借金して思いつきと気持ちだけではじめた動物病院は、当初は特に大変でした。

神奈川の山口獣医科から派遣していただいた獣医師は優秀で、同じレベルの獣医師を採用するのが、まず、大変でした。

野良猫も野犬も、今までの生活が全くわからず、病院に担ぎ込まれるまでの生活や症状が全くわかりません。その状況で病気やケガの状況を判断し治療していくには、獣医師に能力が求められます。

また、不妊去勢手術の料金を抑えるためには、手術が上手なだけではなく、数をこなせるスピードも必要です。

そして、よい獣医師にはよい設備も必要です。というか、よい設備がないとせっかくの獣医師の能力がもったいないのです。

幸い、私が求める、技術も思いもある獣医師も、いい機材も集まったと自負しております。

まだまだ個人的に大変は続いておりますが、これからもよりよい獣医療を行う動物病院作りを目指して参りますので、よろしくお願いいたします。

 

付記

最近はなくなりましたが、私はボランティアではないのですが、受診できますか? という問い合わせがよくありました。

普通のワンちゃんネコちゃんが通う病院が、ボランティアさんを応援するということが重要だと、私は考えます。

保護猫、保護犬ちゃん、TNRが特別じゃなくなるためにも、そして、獣医師のせっかくのスキルをおうちの子たちにも活かすためにも、予防医療を含めて、当院をご活用くださいませ。

 

※保護犬・猫は急患も多いため、救急にも対応できる獣医師が診療時間内は常在しておりますが、急患が重なりますと、設備上の問題からも対応できないため、急患の方は、必ずお電話の上お越しくださいませ。

また、ある機材については、よいものをそろえておりますが、まだまだない物もありますので(内視鏡など)、他院をご紹介させていただく場合もございますので、ご了承くださいませ。

8年目を迎えてのご挨拶 平成30年12月吉日

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一犬猫病院 06-6809-6630

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